みずのラン活ログ

マラソンの練習やレースの記録を備忘録的に綴ってます

【レース】つくばマラソン その2

号砲前、Nさんと拳を合わせ、お互いの快走を誓う。

Start〜5km(4"_19'45")
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スタートロスは4秒
周りのペースに惑わされぬよう、はじめはちょくちょく時計をチェックしながらキロ4で走る。
大学構内の少し急な下りを過ぎたあたりでBS日テレサブフォーに出演なさっているゲストランナーの片岡純子さんを発見。
ひょっとしてサブエガペースで刻んでいたりしないかな?と思って後ろについたが、サブスリーペースぽい感じだったのでかわす。
大学構内はほぼ日陰で、汗ばむことはなかった。
第一給水所はスルー。

5km〜10km(19'59")
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口の堀陸橋を下り、学園西大通へ。
風はやや向かい風も気になるレベルではなかった。
時計をチェックせずとも体感でキロ4をしっかり刻めていた。
口の堀陸橋以外はアップダウンはなく、フラットでリズムを刻みやすかった。
全然苦しくない。
第二給水所もスルーした。

10km〜15km(20'01")
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ちょっと記憶が曖昧なんですが、第三給水所の手前か後でおいやんさんに追いつかれる。
ちょっとおなかの具合が悪そうとのことだったが、おいやんさんもサブエガ狙いだし、しばらく並走しようと勝手に決めるw
第四給水所の手前で1つめのマグオン(グレープフルーツ)を補給。
第四給水所でベトベトの口を潤す。
いつも給水所の位置関係なくマグオンをとっていたが、田沢湖、水戸とのどが渇く感じになることがわかったので給水所が見えたら補給するようにした。
効果は◎だった。
それと、今回の補給は自分としてはいつもより遅いタイミングだが、いつも取り過ぎている感があったので戦略的に遅らせていた。
その覚悟?というわけではないが、いつもマグオンを4つ持って走るところ、今回は3つしか持たなかった。代わりに、ベスパの小さいやつも1つ持った。

15km〜20km(19'48")
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工業団地中央の交差点を左に折れた後は時折追い風を感じた。
大砂交差点の手前でNさんの背中を発見。
今日は万全ではないことから、自分の後ろを走っていると思っていただけにビックリだった。
声をかけ、さきを行く。
第五給水所では水を一口。
おいやんさんのペースが上がり、徐々に背中が遠くなっていった。

20km〜25km(19'53")
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ハーフの通過は 1:23'59"、2週間前の練習ひとりハーフ走より少し早い通過。
ここから先のキロ4巡行は未知の領域だ。
心拍数は安定していた。
左足裏に少し痛みを感じていたが、水ぶくれができてしまったことによる痛みだとおもったので気にしないことに。(総走行距離80km程度のジャパンブースト3と、わりと使い込んだソックスで走ったことが影響したかな)
脚の方はまだ回るし元気。唯一の不安はさきに未知とふれた通り、この先の距離をキロ4で走った経験がないことだけだ。
そんな中、まさかの背中を発見する。
ハンターさんだ!
声をかけると、7~8km地点位から目標ペースでの巡行を断念していたとのこと。ただ、キロ4位のペースならば全然平気とのこと。(キロ4が余裕、ホントカッコいいッス)←心の声w
しばらく並走し、県道45号線から小道に折れる際、後ろに付かせてもらって良いですか?と伝えると、快く承諾して下さった(まさに神や!!!これ以上にない救世主キターーーwww!!!)←心の声w
第六給水所はパス。
第七給水所の手前で2つめのマグオン(グレープフルーツ)を補給。

25km〜30km(19'57")
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自分はいつも28km位からきつくなる。
つくばのコースはこの区間がじみーなアップダウンを繰り返しキツイとNさんに聞いていたが、それを感じることはなかった。
時計も見なくなった。無心でハンターさんの背中を見て走るのみ。
とにかくハンターさんに食らい付いていければサブエガを達成できるという確信があった。
研究学園エリアの第一折り返しでKAZさん、次いでペタさんを見つけることができた。(良いぞ良いぞ!みんなでPBだ!頑張ろう!!)

30km〜35km(20'19")
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30kmの通過は 1:59'27"、ハンターさんに貯金50秒以上あるよ!!!と声をかけてもらう。
第十給水の手前で小さいベスパを補給。
さすがにすこし疲れてきたのか、ハンターさんの背中が2-3m先になることがあったが無心で食らいつく。
第十一給水所の手前でハンターさんの背中がぐっと近づいた。
これ以上は上げらんないから行ってと。いよいよ一人で行くことになる。
弱気にならないように気張るが、これまでの安心感から一転、不安から疲労感を感じるようになってしまった。
何かきっかけが欲しくなり、最後のカフェイン入りマグオン(ピンクグレープフルーツ)を補給した。
35km手前の学園西大通に出る交差点で応援にまわっているjunさんを発見!自分から声を出して少しでも元気をもらおうとした。

35km〜40km(20'39")
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いよいよ口の堀陸橋の上りだ。脚が重い分はペースダウンしないように腕をふって頑張った。
平地でもいよいよピッチが落ちてきたのがわかる。時計のペース表示もキロ4:05とか4:10を表示するようになった。
陸橋を過ぎてハンターさんにかわされた。食らいつこうとするもみるみる背中は遠くに...
ただ、ここまで来てしまえば絶対にサブエガやるぞ。あとたった5kmじゃないかというエネルギーが湧いてくる。
大学構内に入るとよりその気持ちが強くなり、疲労感も後退。やっぱりメンタルが身体のパフォーマンスに与える影響って大きいと思う。
このあたりでサブエガを確信していたかな。
おいやんさんの背中が見えた。つらそうだったが、まだサブエガいけます!頑張りましょう!と声をかけて先を行く。
第二折り返しではハンターさんからエールを頂き、自分が折り返してからはおいやんさん、ペタさん、KAZさんとエールを交換。

40km〜Finsh(8'57")
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40kmのマットを踏んでからは時計は見なかった。
往路で下った坂が上りとなって立ちはだかるが、大した距離じゃない。仮に坂で失速したとしても最後のスパートで十分挽回できると思った。
ロッキーのテーマが聞こえるが、ロッキーおじさんはいたのだろうか?!
9:00にスタートしたゲートやスタートブロックの表示が見えてきた、ここからは1秒でもタイムを削るべくチカラをふり絞る。
競技場に入るコーナーを曲がったら全力のラストスパートをかけよう。
そして最後の曲がり角を折れ、スパート!
ガーミンによると瞬間だが2'35"/kmのスピードが出ていたようだ。
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フィニッシュタイム 2:49'22" 
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目標宣言通り、サブエガを達成できた!!! 

興奮しており、ゴールゲートをくぐってから『オッシャーーー!!』と叫んでしまったww
トラックのすみっこに寄ってから、深々と一礼した。

その3につづく。