6/27に先行販売されたNIKEのヴェイパーシリーズ第三段。ズームXヴェイパーフライネクスト%(以降、VFN%に略します)を買いました。
【足先から踵にかけて流れるようなソールがカッコいい】
そして履いてみました。
ホントは届いてからすぐに履いてみたかったのですが、足柄峠の往路ATA+大野山挨拶のダメージがそれなりにあって真価を試せない状況でしたので…
足入れだけはしていました。
VFN%届きました。
— みず@7/26富士登山競走5合目コース (@MizukiTakami) 2019年6月30日
重さは右が170.5g、左は172.5gでした。バラツキ考えたらVF4%とほぼ変わらずもソールはさらに厚底。ズームXフォーム15%増量の推進力がどんなものか楽しみだけど足柄峠のダメージがあるのでまだシェイクダウンできないなw
サイズはVF4%、ZFFK同様で問題なさそうです。 pic.twitter.com/kRMP6JtyKZ
自分はVF4%やZFFKと同じサイズで問題ありませんでした。人によっては少しきつく感じるかもしれないですけど緩いよりはキツイ方を選ぶ派です。
で、足柄峠のダメージも抜けたのでようやくシェイクダウンです。
シェイクダウンは雨の日と決めていました。少しもったいな気もしますが、VF4%からの改善点として雨に強い新たなアッパー素材ヴェイパーウィーブの効果がどんなものか体感しておきたかったからです。
7/7、am9:00すぎ。多摩川河川敷。路面はウェット水溜り有り。小雨。霧雨ではなくちゃんとした雨の中です。風は北風気味かな?
いざスタート。
とりあえず走り始めてすぐの正直な感想としては…VF4%を初めて履いたときほどの感動、インパクトはなかった。ただ、水にはほんと強いと思う。前日7/6も同じような路面、雨の中を走ったけど500mもしないうちにadizero japan3は足先から靴下が濡れ始めていたので…
反発、推進力に関しては自分の走り方だとVFN%よりドロップ差が10mmのVF4%の方が活かせている気がする。というか、普段履いているadizero japan3もドロップ差がちょうど10mmなので踵から着地して足先で蹴る際の一番いいチカラ加減といいますか、VF4%の方がジャストミートしているという感じだろうか。VFN%はドロップ差が8mmと小さい分、自分はジャストミートな走り方ができていないのかもしれない。
知識がないのでよくわからないけどドロップ差が大きいのと小さいのは走法によって少なからず影響はある気がする。
とりあえず5kmをすぎてほぼ㌔4巡航。この日は気温も20℃くらいで日差しが無いし、雨粒を除けば走るには最高のコンディションではあった。
自身のコンディションとしてはここのところは休足せず毎日走っていたので足が軽いわけではない。けれども身体があたたまると自然とペースが上がってしまうので抑える感じが必要だ。やはりこのあたりはヴェイパーマジックだと思う。
15kmまでは㌔4で行き、ラスト5kmを㌔345で走るつもりだったのだが、結果的に㌔4を切るペースで走ることとなった。
雨なのでVFN%をシェイクダウンしてみた。
— みず@7/26富士登山競走5合目コース (@MizukiTakami) 2019年7月7日
20kmBU(20'06"_19'23"_19'11"_18'35" Ave3'52"/km 167bpm)
+jog1.5km
NIKE VFN%
細かいレビューはブログ書こう。とりあえず9kmくらいまではドライで快適もこの雨の中では徐々に浸水し、最後は靴下もぐっしょり濡れましたw pic.twitter.com/w9vfUDaxbB
体感的にはVF4%が合っている気がするも、結果的には雨の単独練習でここまで走れたので走力の底上げには間違いなく繋がっているなって感じです。
次は踵のホールド感について。これはVFN%が完全に勝っていると思います。VF4%やZFFKは抜け感があり、慣れるまでは気持ち悪かったです。(自分は慣れさえすれば大丈夫でしたが、センシティブな方だと気になるかも)
ここからは耐久性について。
走り終えてシューズを洗ってソールを見たところ。ほとんど無傷でした。VF4%よりもソールは明らかに長持ちしそうです。足先の黒いラバー部分も踵のピンク色部分も触ると硬くて、頑丈。ひょっとしてナイキ公証の寿命は反発やクッショニングよりもソールの摩耗が指標なのかな?と思うくらいです。(実際の指標は知りません)
【足先の黒いラバー部分】
【踵のピンク色部分もほとんどノーダメージ】
VF4%はエッジ部分がズームX剥き出しなのでヒールストライクだとこんな感じで痛々しいんです。
【左足の方は痛々しい】
【右足のエッジ部分はまだ大丈夫だけど底面ズームX剥き出し部分はVFN%と比べるとあきらかに脆い】
VF4%の走行距離は50km。トラックで10000m使用、ロードが40km位かな。
大迫選手みたいなフォアフットなら問題ないのかわかりませんが、VFN%はズームX剥き出し部分も硬い感じ(密度が濃いから硬いのか?)がして明らかに耐摩耗性が上がってると思います。エッジ部分はピンク色の硬い素材だし。
というわけで…
ヴェイパーフライシリーズ未経験でこれからヴェイパーフライシリーズの購入を検討される方がいたとするならば、自分的オススメはVFN%です。同じ環境でVF4%と履き比べしたわけではありませんが一定の走力向上に貢献することは間違いなく、値段差が僅かなのに対し耐久性が2倍以上ということを考えると…って感じです。
あ、個人的に見た目はオレンジのVF4%が断然好きですw
なんだかまとまりのないレビューになってしまいましたが、いずれにせよ今シーズンのフルはヴェイパーフライに決まりです。初戦の田沢湖から使っていきます。
おわり。