みずのラン活ログ

マラソンの練習やレースの記録を備忘録的に綴ってます

【レース】第54回青梅マラソン

第54回青梅マラソンに参加してきました。
昨年と同じく30kmの部に参加。

30kmのスタートは11時半と遅いため、比較的ゆっくりできます。
朝食は6時半過ぎに切り餅×3入りの具沢山スープとセブンプレミアムのカステラを3切れにR1低糖低カロリードリンクを1本。
7時半ちょい過ぎの電車で出発。会場最寄り駅の河辺駅に9時半頃到着。
電車を降りるなり、強めの雨が降っていた。それもあいまってか肌寒い。
前日受付会場の小学校グラウンドまでの道のりは昨年より混雑していたし、ゼッケン及び参加賞引き換えも30分近くかかった。
晴天だった去年は特に混雑していた印象がなかったので雨天時は余裕をもったスケジュールの方が安心かもしれません。
受付を終え、手荷物を置ける青梅市総合体育館へ。ここでゼッケン装着と着替えを済ませ、10時半からの円陣へ向かう。
トイレは昨年の経験で円陣会場の公園トイレが空いているとおもったのでそちらへ。
思惑通り並ばずに入ることができた。(すでに体育館のトイレは長蛇の列でした)

円陣には10kmに参加されていた”とくとくさん”も。またしてもバナナをかぶって34分台とか。すごすぎですよホント。
今回の円陣は知った顔よりはじめましての方が多かったかな。ちょっとテンションが低くあまりご挨拶はできませんでしたが...

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【集合写真と円陣】

雨でぐちょぐちょだったので自分はリカバリーサンダルでの円陣(笑

 

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【遅れてきた”シビさん”ともう1テイクw】

 

晴輝さんと同じレースは残すところチャレ富士のみ。
チャレ富士はお互いスタート時間が違うので円陣はできない。これが最後の円陣になっちゃうだなんて...

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【もちろんツーショット撮るよね】

 

一度総合体育館へ戻り、ぐちょぐちょになった靴下とVFnext%へ履き替え。
モルテンジェル100を摂取し、スタートブロックまでジョグで移動。
幸いなことに雨はあがってくれていた。ぶ厚かった雲もさきほどより薄い感じになり、肌寒さはなくなりました。
このあと晴れ間が出たらもあっとして嫌な感じだけどその心配はなさそうで絶好のコンディションに。
(路面は濡れていてマンホールとか白線が滑りやすいのでそれだけ注意か)

自身のスタートブロックを確認し、並ぶ前に最後のトイレ小を。
昨年招待選手エリアより先の地点に2機だけ空いているトイレがあることを把握していたのでここを利用。今回も2-3人並んでいるだけでスムーズでした。

さて、青梅マラソンのスタート整列は招待選手に次いで第1、2、3、4...と非常に細かいブロック分けになっています。
1ブロックあたり200人(男子150人、女子50人)でしょうか。

今年は第2ブロックからのスタートでした。
同じブロックには”あきら41号さん”がいるはずだけどお顔がわからない...なんて思っていたら横から声をかけて頂いたのがまさかの”あきら41号さん”でした(笑
お話しているうちに号砲の時間が近づく。女子エリアをみると”晴輝さん”の姿も!頑張りましょうとエール交換!

ちなみに昨年は900番台だったので第7ブロックからのスタートでした。
その時の申告タイムはおそらく2時間ジャストだったと思いますが、以下より初参加選手は後方ブロックに回される傾向があると思われます。

1)昨年は900番台のゼッケンで総合順位は236位(フィニッシュタイムは1:58'49"、ロスは32秒)
2)今回初参加の国際ランナー”消し亭さん”や”まぁさん”が自分より後方ブロックに割り当てられていた(ありえねー)

いよいよスタート。
スムーズなスタートのため?ブロックの範囲内で待機、他のレースとちがって前方ブロックのランナーギリギリまでは詰めません。

 

Start-5km(19'28" Ave3'54")
スタートロスは7秒。
上述の 2)もあってか、スタート直後からガンガン抜かされます。ちょっと怖いと感じるくらい。
自分の巡行がキロ3'55"前後に対して国際ランナークラスはキロ3'30"アンダー、キロあたり20秒も違えば当然ですが...
今日のテーマは撃沈厳禁。序盤じっくり入って終盤にかけてあげる。マストネガティブラップ!だ。
焦らない焦らない。周りに惑わされず自分のペースで行くんだ。そう心に強く決めていた。
ただ、前方に”まぁさん”の背中が見えた時だけは声をかけるべく一瞬ペースを上げた。てかいつのまにパスされてたんだ(笑
”まぁさん”自身のレースの邪魔をしてはならないのであいさつ程度に。軽やかに駆け上がっていく背中はいつみてもカッコいい。
しばらくすると”あきら41号さん”率いる小集団とペースがあったので小集団の後方の方に位置取りをした。
”あきら41号さん”はストライドでかせぐダイナミックなフォームで後ろから見ていてカッコよかった。(自分はストライドでダイナミックに走るフォームに憧れています)

 

5₋10km(18'46" Ave3'45")
オフィシャルの給水所は10kmまで無いようなので恐らく私設給水所(オフィシャルと見分けがつかないしっかりしたものだったと思うけど)で小集団がばらけた。
自分は位置取りがわるかったので給水できず。給水でペースが落ちなかった分、集団から抜ける形となった。
身体もだいぶ温まって動くようになったのか出力具合は変えていないものの巡行ペースが自然と上がった。
また、この区間は上り基調ながら急な下りもあるので下りはリラックスでエネルギーが回生されればなというイメージで走った。

10₋15km(19'15" Ave3'51")


いよいよトップ集団とのスライド。
この日、女子の日本記録を更新した前田選手は男子の小集団に交じってチカラ強い走りで下って行った。
次いで現れたのは”消し亭さん”だ。薄底シューズにお馴染みとなったアジカンTシャツをまとい、集団に紛れるわけではなく単独での激走。まさに野武士の姿そのものだ。
危うく見逃してしまうところだったが”まぁさん”ともスライド。あとで発覚したのだがあまり調子がでなかったら静岡はサブ240のペーサーを考えて下さっていたとの事。神!!!
自分が折り返してからは超新星的存在の”まなパパさん”とスライド。想像通り近い位置でのスライドだったのでここからしっかり上げないとさされてしまうなと思い気を引き締めた(笑
さらに、故障から復帰の”ちみのすけさん”にも声をかけて頂いた。故障明けなのにずいぶん近い位置でのスライドだったので正直驚きましたw

 

15₋20km(18'32" Ave3'42")
ここからは下り基調。
事前のレースプランではキロ3’45"を意識して刻む。
実際はそれよりも若干はやいペースを刻むこととなったがきつくなかったのでそのままの出力で突き進んだ。
20km地点の給水所が見えたところで慌ててマグオンのラフランスを流し込んだのだが
コップのつかみを失敗して水がこぼれ、のどが苦しかった。
青梅マラソンは給水エリアが長くないのと給水所の間隔も短くないので一度つかみ損ねるときついですね。

 

20₋25km(19'05" Ave3'49")
コース最大の難所、よろい橋すぎの急登にさしかかる。
ここはなんとかキロ4’00"をみないこと。前を走るランナーから引き離されないように意識して出力をあげた。
手元の区間ラップは3'56”だったので合格だ。
折り返してからはすこしづつこぼれたランナーを拾いながら走れたので気持ち的には楽だった。
撃沈した神奈川は後半抜かれる一方だったし、ネガティブの方がキモチの面でも安定するなと思った。

 

25₋Finish(17'57" Ave3'35")
25km手前もちょっとした上り坂となっている。ここを上り終えたらスイッチオンだ。
昨年大会では5kmくらいまでを”さとるっちさん”と並走、その後は引き離されてラスト追い上げたが数秒届かず敗北を喫していた。
今大会に”さとるっちさん”は出場していない。が、昨年と同じく追い込むために”バーチャルさとるっちさん”を出現させたw
視界でおおよそ背中が見えるギリギリの位置、ざっくり250m先に”バーチャルさとるっちさん”が走っている。
恐らくペースはキロ3'50"前後か?残り5kmで逆転するにはすくなくともキロ3'40"アンダーで刻む必要がある。        
切り替えてからのはじめの1kmが3'38"。次の1kmが3'39"。すこしつづ差が縮まっているのがわかる。
自分のひとつ前を走る4桁Bゼッケンのランナーも強者だ。こちらがペースを上げているのに同じようにペースを上げているようで差が縮まらない。
時計が鳴る。3'41"。市街地に戻り、下り傾斜の恩恵もほとんどない。もっとしっかり動かさないととさらに切り替えた。
セブンイレブンが右手にみえるクランクでさとるっちさんをほぼ捉えた!これはイケる?が、油断してはいけない。昨年はこのあと最後の直線で強烈な向かい風に勢いを落とされた苦い思いがある。
ぴろりーん。3'31"、残り1km。
さらに切り替える。昨年ほどではないが軽い向かい風が吹いていた。これくらいなら多摩川の北風に比べたら大したことはないw
ここでいきなり目の前からさとるっちさんが消えた?!かわりに4桁Bゼッケンランナーを猛追する。しかし向こうも譲らない。。。
結局彼には追いつけず敗北。ラスト1kmは3'28"(この日の最速ラップ)で締めくくった。
ありがとう、バーチャルさとるっちさん、Bゼッケンの強者。

 

finishタイムは1時間53分3秒(Ave3'46")
前半ラップ 57分29秒
後半ラップ 55分34秒

撃沈厳禁達成!マストネガティブ達成!!
かなりいいイメージで走り切ることができた。
VFnext%を履いた際に筋力不足からくる中だるみ感もなく終盤もしっかり踏み込んでいけたこと、
前半まわりのムードに惑わされずしっかり自分のペースを守って我慢の走りができたことは本命静岡マラソンに向けた収穫だ。

ゴール後、”桐谷さん”にお声をかけて頂いた。足元は薄底の匠シリーズだった。猛者wそして若い!うらやましいwww


総合体育館に戻り、先着の猛者”消し亭さん”や”まぁさん”、足柄男塾の忘年会でご一緒だった”きたがわさん”らにご挨拶し、足早に会場を後にした。


3月は毎週末じぶんの予定があってかぞぽを優先した形です。
が、ここにきてその予定もコロナウィルスの影響で半分以上は消滅しそうです。

3/1 東京マラソン沿道応援 → 自粛要請につきTV観戦に変更
3/8 静岡マラソン → 中止?
3/15 古河はなももマラソン → 中止決定
3/22 遠征練習

全国各地のマラソン中止ラッシュを見る限り、本命の静岡も中止でしょう。
ようやくVFnext%に対する自信もついて調子も上向きになってきただけに残念。
4月のチャレ富士まで中止になったらかなり凹むな...

コロナウィルス、はやく終息して...

 

と、書いているうちに本命静岡の中止も確定しました。。。わかってはいたけどいざ決定となるとキツイね。良いイメージが掴めてきただけに尚更ね…

チャレ富士100kmもダメなのかな…ダメっぽいよね…ツラすぎるわ。。。